トラ猫

片目の虎猫のおっさん!

何だかナヨナヨしてる、雌猫なんです。この三毛猫を連れて来たのが茶虎の片目の猫です。
今から30年前の事、そうです最初にやって来た猫は、茶虎の片目が潰れた、人間でゆえばオッサンといった感じの威勢の良い猫でした。
隣の一軒家では玄関ドアの横のとなりの壁の下に小さな10cmX10cmの猫用入り口を開けておりました。その家には猫好きのおばあさんが住んでました。
そんな具合ですから、その近辺では割合野良猫をよく見かけていました。
そんな野良猫の中でも特に目立っていたのがこの片目の虎猫でした。割腹といい顔つきといいおまけに片目が潰れて目立ちます。
あるとき私の住んでいるアパートのベランダにその片目の茶虎が台の上で寝ているのを見かけたのです。そしてその内頻繁に見かける様になったので、あるときソーセージを切手、ベランダの猫の通り道に置いておいたのです。数日するとチョットかじったような後が残っているような感じでした。
あれ、食べようとしたみたいだが、なんか気にいらない感じイマイチでした。やっぱり猫には猫よう缶詰かなと思い、それでは「絶品猫大好き缶詰」をおいてみたのです。しかし数日しても全く手つかず(猫なので前足つかず)でした。
ある日仕事帰りスーパーで何気なくキャットフーズを買ってしまい、自宅アパートに近づくと近所の家の玄関のひさしに乗って他の猫を威嚇している例の茶虎の片目にあったので鳥じゃないけどチュ、チュと口で挨拶したら、「おお、おめえか!」とこっちを睨んだので「キャットフーズ食あるよ!」と言ったところ「うー・ん」兄貴いまなってたとゆうかんじで私の後を付いてくるのです。アパートの部屋の入口まで来て、「食べる」と聞くとニャーォー「うん、いいね!」て顔をしたので、じゃーベランダに回ってね、と言ったところサーッと屋根伝いに回ってベランダで待ってるじゃないですか、さすがと思い早速キャットフーズを皿に入れてあげると、「これをまっていたんだよ!」と言いたそうにモグモグあっと言う間に平らげてベランダでひと眠り、しばらくして様子を見てみると何処かへ行ってしまいました。
その後、私が帰ってくる時刻になるとベランダで待っているのです。早速キャットフーズを皿に入れて用意するのですが、私としてはその前にどうしてもやりたかったこと、猫じゃらしで遊んで見たかったのです。早速試しに猫じゃらしで猫の目の前でジャラジャラ動かしてみました、すると「ウー、お前何してるの」って顔をするので更にジャラジャラ目の前でゆらすとパット猫じゃらしを押さえてしまいました。素早いとゆうよりも何気なくつかんだかんじです。その後も餌のたびに猫じゃらしで遊んでからお皿に入れたキャットフーズを与えていました。ある時、ベランダの入り口をチョット開けっ放しにしたとき、うっかり猫に部屋に入いられてしまい「おいおい、チョットダメだよー、入っちゃダメダメ」と言うと何だよ、恥ずかしがるなよ、どんなもんか見てやろうと思ったのに!てな感じで、ジャー早く食事頼むなと、ニャーと言ってベランダにもどってくれました。

 

 

参考画像

ABOUT ME
ヒコちゃん
2,000年鹿児島県生まれ東京育ちのブロガーです。